ノミの被害
ノミに刺されると、血液を失うことだけではなく、激しいかゆみを伴う「ノミアレルギー性皮膚炎」の症状が出現したり、
動物のお腹に寄生するサナダ虫やその他の感染症の病原体も伝播するため、下痢や嘔吐の原因になります。
また、人にも被害をもたらすケースもありますので、ペットと人間の共生をめざしてノミの定期予防は大切です。
ノミの隠れ家
ノミの卵は、 カーペット、畳、家具の下、犬小屋のまわり、 砂場や草むらでみつかるそうです。
ノミが繁殖するには、気温が13℃以上あれば十分なのです。
そのため、寒い冬であっても、暖房のきいた室内では繁殖と寄生を繰り返す事ができます。
マダニの被害
ペットにマダニが寄生すると、 貧血や皮膚病をはじめ、 命にかかわる深刻な感染症にかかる可能性があります。
また、人間にも被害を及ぼす場合があります。
最近、話題になっているのがSFTSと呼ばれる病気です
ダニ媒介性の人獣共通感染症です。
マダニの隠れ家
マダニは、山や河原をはじめとして、ノミ同様に公園や草むらなどにも生息しています。
最初は小さくてわからないです。
つまり、寄生した時、数ミリの小さい体が、吸血すると100倍以上の体重になります。